しばらく前、リオオリンピックが始まって間もない頃
テレビ『いつ見ても波瀾爆笑』を見てました。
平野レミさんとお嫁さんがゲスト。
いつでも周囲を明るくしててかわいくて楽しいステキなレミさん♪

 レミさんの次男さんのお嫁さん、明日香さんが29歳で3人のママだそう。
番組内で、 出産はあんな気持ちの良いことない、って言ってて、
はっとしました。
和田明日香さん、更にお子さんを産みたいんだそう。

出産をツライって多くの人が言うなか、
綺麗でかわいい人が出産は楽しいよ、気持ち良いよ、もっと産みたいと
言うのはとても珍しいと思いました。

つらいぞ痛いぞって言われると不安だけど
ステキな経験だよって言われれば捉え方が違ってくる。
痛い思い出になるか、最高の幸せ体験になるか、
その分かれ目は心、気持ちの問題が大きいと思いました。
ポジティブなことを言ってくれる人が増えたらいいなと思っています。

娘に、出産って鼻からスイカ出すくらい辛いんでしょ?って聞かれ、
そんなことある訳ない!って言っちゃいました。
それはタレントさんのテレビ用コメントじゃないのかな。

幸せ話をあんまり人前でするのがはばかれるから
面白おかしい事とか、
刺激あるエピソードが耳に入ってくるのかとも思います。
奥ゆかしさから幸せを率直に言えない人が多いかもしれません。

本屋さんで安倍昭恵さんの記事が載ってるアエラが目に付き、
少し見ました。
子供のいないことを支援者から
厳しい言葉で責められたくだりはつらい。
他の人に何か言われることではなく
その人自身が幸せであってくれればいい、それだけです。 
縁、としか言えないんじゃないのかなと思います。

私のお世話になった助産師の純子先生は
 自分がどう生きたいかが一番大事なことで
妊娠出産するかどうかは実はどちらでも良い、と
監修された雑誌に寄稿されていました。
私もそう思います。

まずは各人の人生をより良く生きることが一番。
 
以下自宅出産に至るまでの個人的な思い出。
私がかつてそうだったように
迷われている方がいるなら一助になれば嬉しいです。
でも自宅出産がオススメかどうかは分かりません。

めっちゃ長くなってしまいました。
ご興味無い方、スルーしてくださいね。

    

長女は大きな総合病院で出産しました。

無事に生まれてくれたことに感謝しつつ
色々考えさせられる経験になりました。

産まれた娘を一度も触る事なく出産後すぐに連れて行かれ、
母子同室が特徴の病院なのに
私の子供はどこにいるんですか?って
聞かなくちゃいけなかったのが、不安で悲しかったです。
「連れて行かないで抱っこさせて」と言わなかったことを
今でも強く強く後悔しています。
私は産まれたらすぐに抱っこ出来ると思い込んでいました。
いつまでも来ないから尋ねると
もう別室でプラスチックの保育器に入り、
出してもらえませんでした。

無事に産まれた子供でも保育器で一日経過観察するのが
その病院の方針であることをその時はじめて知らされました。

破水したのも時間外だから寝具も病院着も変えられないと言われ
2月の上旬の寒い時期でしたが、
ビチョビチョのシーツで一晩寝かされた心地悪さ、心細さ、
6人部屋で同室になった数人のいびきがひどく、眠れなかったのも
産後の身体にはキツくて堪えました。
健康な母体でも点滴、浣腸、会陰切開は絶対必須のルーチンワークとして
全員されていましたが
とても安産だったし出産自体は耐えられる痛みだったけど
出産前後にされた処置にその後も悩まされ疑問がいっぱいでした。

普通のお産ってなんだろうと思いました。
出産もその時代で大きく変わってくるもので、
常識は刻々変化しているようですが
前時代的な考えの施設や、大きな組織のシステムを変えるのは
どの業界でも難しいことは想像に難くないです。

自分のイメージする出産はその病院にはありませんでした。



義理の母に総合病院が安心だから小児科併設を探しなさいと
言われて、紹介された病院に何も疑問を感じないまま
そういうものなんだ、と通い続け出産に至り…
自分で調べもせず、判断せず、人任せにした結果
一生残る悔いが残ってしまいました。
生まれた子と感動の対面を味わいたかった、
あの瞬間にもっとそばにいたかった。

もちろん色々な病院、様々なケースがあるので
病院で幸せいっぱい、満足出来る出産をなさる方は多いでしょう。

その後第二子を授かるまでに
自分なりに本を読んだり調べたりして
会陰切開などはWHOでは推奨していないなどの事実を知り
言われるがままにしていたら思い描く体験は出来ないかも、と
思い始めていました。

2人目も総合病院に通いながら、いよいよ決める時期になって
悩んで考え抜いて勇気を出して自宅出産を選んだのは5〜6ヶ月の頃。
周りに自宅出産した人は皆無で、夫の母は大反対。
間に立たされる夫には申し訳なかったけれど、ある日
病院で肺の状態を確認すると言われ、レントゲン撮影された時、
歯医者さんですら妊娠していたら避けるはずの
レントゲンを撮ることに疑問で、病院の経営の為なのか
必要ない検査がたくさん組み込まれているらしい様子に
病院以外で出産する決意が固まりました。

大きな病院は予約してても待ち時間が毎回1時間以上もざら、
幼児連れ検診は大変なことでしたが
長い長い待ち時間からも解放されてホッとしました。

助産師さんは通える範囲をネットで探しました。
病院の方針には疑問だったけど担当医は信頼出来る女医さん。
自宅出産を考えはじめたころ、相談してみると
本来お産は家庭にあるべきだと、背中を押して下さり
自宅出産に賛成のお考えでした(✻´ν`✻)
万が一に備え病院とも連携出来ました。
連携はとても大事!だと思います。

助産師さんは4人のママで娘を連れて行くと検診の間、
近所の公園で助産師さんの子達が遊んでくれたり
おやつをいただいたり、嬉しかったし安心でした。
情報豊かでご自身がやってみて良いと実感したことは
色々紹介してくれるので学び多い妊娠生活をおくり、
アレルギーやアトピー、貧血がありましたが改善、
最後は完全に玄米菜食にしてたくさん歩いて
人生で一番健康な日々を過ごしたと思います。 

自宅出産は病院出産以上に自己管理と健康状態が大事。
病院出産のときはお医者さんがなんとかしてくれるだろう、
数値で異常が無ければ平気!くらいの気楽さで、自分が無知でした。

こうして身体を準備し迎えた出産はただただ幸せ、満足でした。
夫が「幸せだね」と言っていた顔も忘れられません。

自宅、病院、両方経験してみると、自分にとって楽なスタイルで
赤ちゃんのペースで出産したら心地よいことを実感しました。
分娩台は医者目線の利便性は有るけれど妊婦にはつらい。
助産師さんがサポートはとても献身的で
清潔なガーゼで温湿布してくれるので大事なところも無傷。
時間外だからシーツ変えられないよ、なんてこともありません。
病院と同じく医療用滅菌シーツが用意されているので清潔だし
お花を飾り、好きな落ち着く曲をかけてリラックスし、
あたたかく優しくケアされて本当に幸せでした。


夫の母は出産後何日かしてから来てくれましたが
この件についてだけは最後まで反対でした。
変わったことがしたいとか浮ついた理由ではないと、
誠心誠意、理解してもらえるよう手紙を書きましたが平行線。
私の親世代はお産婆さんによる出産から病院出産に移行した時代、
近代化した病院が絶対に安心と思うのは仕方のないことでした。
母親世代の心配を汲んであげつつ、
病院で自然な出産を出来るケースもあると思います。

ずいぶん後になって義理の母が亡くなったあと、
遺品整理でその時の手紙が出てきました…꒰●꒡ ̫ ꒡●꒱
安全を願ってくれていたのですから
ありがたいことこの上無かったのです。

どんな出産でも経験を一生背負うのは母親である自分と子なので
最後は自分がが決め、結果を誰かのせいにしないよう
責任も自分が背負う覚悟がいるかもしれません。

実際に一緒に住む家族の場合は
合意を得られるかは大きなキーポイントです。
夫が反対だったらつらいと思いました。
夫不在でも産めるけど夫がいれば共通体験が出来て
何かしら良い影響があるように思います。
血を見るなんてとんでもない、虫すら怖がる都会派夫が
味方でいてくれたことはありがたかったです。

助産師さんは5日間毎日通って来てくださり
精神的にも安心させて下さいました。
夫も私の実家の母も家事が苦手でしたので
家事サポートをお願いし、お金はかかりましたが
身体に負担をかけず産後ゆっくり休みました。
自宅出産の方は家にいるせいで
ついつい動いてしまう人がいるけれど
ここで無理すると後々後悔すると言われていたので
十分に休み、出張の整体を受け骨盤ケアに勤しみました。
助産師さんの料金に出張整体はセットされており
出産前より細くきれいになる人もいるのだそうです。
助産師さん自身も超細い(´✪ω✪`)♡
料金は病院で出産するのとほぼ変わらないか、
ちょっとリッチな病院並み。
国や自治体の補助が受けられるのも病院と変わりません。


妊娠、出産は考え方も人それぞれ違うもの。
痛くないのが一番という人もいると思うけれど
痛み後には大量のドーパミンが分泌されて
猛烈な幸せ感に包まれるそうです。
幸せなお産をした方がまた産みたいと思うのは
痛みにまさる強烈な快感を得られているからかもしれません。
本来昔のお産はそうだったんじゃないのかな、と思うのです。

自然なことを希望してても
予想外の自体になる方たくさんいらっしゃると思います。
出産するのは自分だけど自分だけが努力しても
突発的な事態だってあるかもしれませんし
赤ちゃん自身の何かもあるかもしれないし、
上手く進まないこともあるかもなので
今の自分が出来る最善なことをするだけ、と考えて
期待し過ぎないことも大事かもしれません。

良く学んで、実際を知り、選択し、後悔しなくて良いよう
周囲に協力してもらいなから自分で決断することです。
決して自宅出産だけが最高だからとオススメする訳ではなく、
それぞれにメリットデメリット不安要因があるけれど
健康でありさえすれば選択の幅は広がります。

病院でも自宅出産でも助産院でも自然分娩でも帝王切開でも
どんな出産も他でもない己のこととして受け止め
受け身ではなく自発的に取り組んでいけば
自分らしく後悔なくいられるんじゃないかと感じます。

出産準備って赤ちゃん用品を買ったりすることじゃ無くて
自分自身の健康な心と身体作りが何より大事でした。

暑い暑い時期、大きなお腹を抱え過ごしたあの夏、
懐かしく思い出しています。


どなたにも幸せをいっぱい感じられる時間を送ってほしいです。
(◍•ᴗ•◍)♡自分も!
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皆さま、夏バテしないようにお過ごし下さい。